iPhoneのバッテリー容量[劣化]を確認する方法についてご紹介します。
バッテリーの減りが早くなって、バッテリーの容量[劣化]が気になる方も多いでしょう。
どうやって容量[劣化]を確認するの?容量[劣化]が進行していたらどうすればいい?
バッテリーの状態をしっかりと知るためにも、ぜひチェックしてください!
この記事の目次
バッテリーの容量[劣化]を確認する方法
iPhoneのバッテリー容量[劣化]を確認するには、2つの方法があります。
ネットを利用する
ネットからバッテリーの容量[劣化]を確認したい時は、「Appleサポート」公式ページを利用しましょう。
※iPhoneのシリアル番号が必要になります
「Appleサポート」の診断手順
- ブラウザ(Safari等)で「Appleサポート」公式ページを開く
- 「iPhone」をタップする
- 「こちらから」ボタンをタップする
- 「バッテリー、電源、および充電」をタップする
- 「バッテリーに関する質問/トラブルシューティング」をタップする
- 「今すぐアドバイザーと話がしたい」をタップする
- 「シリアル番号」or「IMEI」or「MEID」と基本情報を入力する
- 「続ける」ボタンをタップする
- オペレーターへ「iOS診断(バッテリー診断)をしたい」旨を伝える
- オペレーターの指示に従い操作を行う
- オペレーターに診断結果を確認する
ネットで「Appleサポート」アプリを利用する際は、お使いのiPhoneのシリアル番号、IMEI、MEIDのいずれかが必要になるので確認しておきましょう。
シリアル番号、IMEIは設定アプリから確認できます。
iPhoneのシリアル番号を確認する方法
- 「設定」アプリを起動する
- メニューの「一般」をタップする
- メニューの「情報」をタップする
- メニューにある「シリアル番号」or「IMEI」で確認する
アプリを利用する
バッテリーの容量[劣化]を確認したい時には、「Appleサポート」アプリを利用しましょう。
「Appleサポート」アプリを利用すれば、「iOS診断プログラム」を行うことができます。
「Appleサポート」アプリを利用する場合は、事前にApple Storeでインストールしておきましょう。
※iPhoneのシリアル番号が必要になる
「Appleサポート」アプリの診断手順
- 「Appleサポート」アプリを起動する
- 「現在使用しているiPhone」をタップする
- 「バッテリー、電源、および充電」をタップする
- 「バッテリーに修理が必要である」をタップする
- 「診断を実行する」をタップする
- 「診断を実行」説明を読んで「同意する」をタップする
- 診断テスト完了後に「続ける」をタップする
- 「開始する」をタップする
- Appleサポートのオペレーターに診断結果を確認する
「Appleサポート」アプリ以外にもバッテリー診断アプリは多く存在します。ですが、Appleのメーカー保証を利用する際は、Appleの診断プログラムでバッテリーの容量[劣化]を検出されないと意味がありません。
たとえ、Appleサポート以外のバッテリー診断アプリで状態が悪くても、メーカー保証のバッテリー交換(AppleCare+ for iPhoneに加入が必要)を受けられません。
※AppleCare+ for iPhoneに加入していない場合は有償です
ちなみに以前まではメールでの「iOS診断プログラム」を利用できましたが、現在は利用できなくなっていますので気をつけておきましょう。
では、バッテリーの容量[劣化]が進行している場合はどのように対応すればいいのでしょうか。
iPhoneのバッテリーの容量[劣化]が進行している場合はどうすればいいのか?
iPhoneのバッテリーの容量[劣化]が進行している場合は「バッテリー交換」をしましょう。
iPhoneのバッテリー交換をする時には、以下の方法があります。
- Appleのメーカー修理交換をする
- 最寄りのiPhone修理専門店(非正規)に持ち込む
- 自分で修理する(メーカー保証が利用できなくなる/自己責任)
Appleのメーカー修理交換をする
iPhoneのバッテリー交換をAppleのメーカー修理交換でする場合は、以下の方法があります。
- 最寄りのApple Storeもしくは正規サービスプロバイダ(ビックカメラやカメラのキタムラの一部店舗など)に持ち込む
- Appleのサポートへ電話確認する
- Apple修理交換サービスへ送る
Appleでバッテリー交換する場合は、iPhoneのデータを初期化されるので修理に出す前に必ずバックアップをとっておきましょう。
最寄りのiPhone修理専門店(非正規)に持ち込む
iPhone修理専門店(非正規)は、初期化されないのでデータ消失のリスクが少ないというメリットがあります。
また、バッテリー交換だけなら即日対応してくれる店舗が多いので、Appleでバッテリー交換するよりも短時間で修理できます。
ただし、Appleのメーカー保証が利用できなくなるので注意が必要です。
また、iPhone修理専門店(非正規)によって技術力が違うので修理実績が長い店舗を利用した方が良いでしょう。
自分で修理する(メーカー保証が利用できなくなる/自己責任)
自分で修理すれば修理代を安く抑えることができます。
しかし、それなりの専門知識が必要になり、修理を失敗してしまった場合は当然ですが自己責任になります。
さらにiPhone修理専門店(非正規)と同じように、メーカー保証が無効になるので自分で修理する方は、気をつけましょう。
ちなみにAppleサポートでないと故障が直らない状況になった時にメーカー修理が利用できなくなる「iPhone修理専門店(非正規)」「自分で修理する」は個人的にはおすすめしません。
最悪の場合、iPhoneが使い物にならない状態になってしまう危険性があるので自己責任で行って下さい。
とはいえ、そういった時に気になるのがバッテリー交換の修理料金ですよね。
iPhoneのバッテリー交換はいくら料金が発生するのか
「AppleCare+ for iPhoneに加入しているか」「どこでバッテリー交換するか」でバッテリー交換に発生する料金は違ってきます。
- Appleサポート
・AppleCare+ for iPhoneに加入:無料
・AppleCare+ for iPhoneに未加入:9,680 円(税込) - iPhone修理専門店(非正規)
店舗・保証期間・iPhoneモデルで変動する:約5,000~9,000円 - 自分で修理する:約2500円~
AppleCare+ for iPhoneに加入している場合は、iOS診断でバッテリーが80% 未満に劣化している場合は無料でバッテリー交換してもらえます。未加入の場合は、一律9,680 円(税込)です。
また、iPhone修理専門店(非正規)は店舗やお使いのiPhoneモデルによって料金が変動します。
iPhone修理専門店(非正規)によっても修理料金が違うので、事前に確認しておきましょう。
そして、自分でバッテリー交換される方は、部品を購入する必要があります。
(iPhoneを分解するための道具がない場合は購入しましょう)
交換パーツのみの購入になるので、ほかの方法と比較すると修理代を安くできます。
しかしながら、メーカー保証が無効になったり、最悪の場合は失敗してiPhoneが使い物にならなくなる危険性があるので注意して下さい。(完全に自己責任です)
iPhoneのバッテリー寿命を伸ばすにはどうすればいいのか
バッテリー寿命を伸ばすには、以下の方法があります。
- バッテリー残量が100%になった後すぐに充電器を抜く
- 長く使用しない場合はバッテリー残量50%前後にしておく
バッテリー残量が100%になった後すぐに充電器を抜く
バッテリーをフル充電した状態で充電器を付けたままにしておくと、バッテリー寿命を縮めてしまいます。
よく寝る前にiPhoneに充電器を付けたまま寝てしまう方や充電器を付けてゲームをする方が多いかもしれませんが、あまりおすすめできません。
iPhoneのバッテリーがフル充電した状態で放置することになるのでバッテリーの劣化が進みます。
ですので、iPhoneのバッテリー寿命を伸ばしたいならば、フル充電後すぐに充電器を抜きましょう。
長く使用しない場合はバッテリー残量50%前後にしておく
iPhoneを長期間使わない場合には、バッテリー残量を50%前後にしておきましょう。
ここで言っている長期間とは具体的に6ヶ月(半年)ぐらいのことです。
ですので、長期間使わない間にバッテリー寿命を縮めたくない方は、バッテリー残量50%前後にしておきましょう。また、6ヶ月(半年)に一回はiPhoneを起動しておくと良いとされています。
そして、iPhoneのバッテリーはリチウムイオンバッテリーですので、バッテリー残量を0(ゼロ)%にしておくとバッテリー寿命を縮めてしまうので注意してください。
iPhoneのバッテリー容量[劣化]を確認する方法まとめ
- バッテリーの容量[劣化]を確認する方法
・ネットの「Appleサポート」公式ページを利用する
・「Appleサポート」アプリを利用する - バッテリーの容量[劣化]が進行している場合
・Apple/正規プロバイダでバッテリー交換する
・iPhone修理専門店(非正規)でバッテリー交換する
・自分でバッテリー交換する - バッテリー交換費用は保証の有無/方法によって変動する
- バッテリー寿命を伸ばす方法
・バッテリー残量が100%になった後すぐに充電器を抜く
・長く使用しない場合はバッテリー残量50%前後にしておく
バッテリーの容量[劣化]を確認する時は、「Appleサポート」公式ページあるいは「Appleサポート」アプリを利用しましょう。
もし、バッテリーの容量[劣化]が進行していたら、バッテリー交換をしましょう。
iPhoneのバッテリー交換費用は「AppleCare+ for iPhone」加入の有無や方法によって違ってくるので注意して下さい。
また、バッテリー寿命を伸ばしたい方は、iPhoneに充電器を付けたままにしないように気をつけましょう。