iPhone機種変更時のiTunesを利用したバックアップ方法についてご紹介します。
機種変更をするのが数年ぶりでやり方を忘れてしまった!という方も多いでしょう。
iTunesでのバックアップ方法は?注意すべきポイントは?
機種変更時にバックアップ以外でやっておきたいことも合わせて、必ずチェックしておきましょう!
この記事の目次
iTunesでバックアップする前にやっておくこと
iPhoneを機種変更する前のバックアップをする場合は、先に以下の操作・設定を行っておきましょう。
iPhone内のデータ整理する
iTunesでバックアップする前にお使いのiPhone内のデータを整理しておきましょう。
写真(画像)や使わなくなったアプリなどは削除しておくと良いでしょう。
iPhone内のデータ整理をしていれば、データ整理していない場合に比べてバックアップ時間・復元時間を短縮できます。
ですので、バックアップと復元の時間を短縮するためにもデータ整理をすることをおすすめします。
iOSをバージョンアップしておく
iTunesでバックアップする前にiPhone本体のiOSをバージョンアップしておきましょう。
iOSバージョンが最新のものでないと復元できない危険性があるためです。
もし、機種変更後のiPhoneで復元できない時は、冗談で済まない事態になってしまいます。
ですので、復元できない危険性を回避するためにもiOSを最新バージョンにしておきましょう。
以上の操作や設定が終わったら、iTunesでバックアップをしていきましょう。
iTunesがiPhoneと自動同期しないように設定する
iTunesでバックアップする前に、iTunesでiPhoneと自動同期しないように設定しておきましょう。
自動同期する設定になっていると、機種変更後のiPhoneでパソコンに接続したら面倒です。
今のうちにiTunesの自動同期設定を解除しておきましょう。
iTunesがiPhoneと自動同期しないように設定する操作については、こちらで詳しく説明しています。
■iTunesがiPhoneと自動同期しないように設定する操作方法
機種変更時にiTunesでバックアップする方法
iPhoneの機種変更をする時のバックアップではいくつか気をつけるポイントがありますが、先にiTunesを利用したバックアップ方法についてご紹介します。
iTunesでiPhoneのバックアップをする操作方法
- iTunesをダブルクリックで起動する
- iTunesの入ったパソコンにiPhoneを接続する
- 「iPhone」アイコンをクリックする
- 「バックアップ」欄の「このコンピュータ」をクリックする
- 「iPhoneのバックアップを暗号化」にチェックを入れる
パスワードを設定する※必ずメモしておく - 「今すぐバックアップ」ボタンをクリックして完了!
「iPhoneのバックアップを暗号化」について
機種変更時のiTunesでのバックアップでは、「iPhoneのバックアップを暗号化」設定をしておきましょう。
通常のバックアップに比べてバックアップ時間が長くなりますが、それ以上のメリットが「iPhoneのバックアップを暗号化」設定にはあります。
「iPhoneのバックアップを暗号化」のメリットについては、以下のとおりです。
・ID/パスワードを引き継げる
・LINEのトーク履歴などが引き継げる
・Wi-Fi設定などを引き継げる
通常のバックアップでは、iPhoneの設定やID/パスワードや履歴の引き継ぎが行なわれません。
iTunesのバックアップを復元した後に再設定をする必要がありますが、「iPhoneのバックアップを暗号化」設定で再設定する内容を大幅に省略できます。
ただし、パスワードを忘れてしまうとバックアップを復元できなくなってしまうので必ずメモをとっておきましょう。
そして、iTunesでiPhoneのバックアップをする時には、注意すべきポイントがいくつかあります。
iTunesでiPhoneのバックアップをする時の注意点
機種変更時にiTunesでバックアップする時には、以下のポイントに注意しましょう。
- iTunesを最新バージョンにしておく
- 必ずパスワードをメモしておく
- 時間に余裕があるときに行う
iTunesを最新バージョンにしておく
iTunesを最新バージョンにしていないと、バックアップが正常に行なわれない場合があります。
また、iTunesが最新バージョンでない時は、機種変更後のiPhoneが認識されない可能性もあります。
ですので、機種変更時のバックアップ・復元が正常に行なわれるためにも、iTunesのバージョンを最新のものにしておきましょう。
必ずID/パスワードをメモしておく
「iCloud」などのApple ID/パスワードや「iPhoneのバックアップを暗号化」のパスワードは必ずメモしておきましょう。
「iPhoneのバックアップを暗号化」に至っては、パスワードを忘れてしまうとバックアップを復元できません。
ですので、機種変更時のバックアップ・復元をスムーズに行うためにも、必ずID/パスワードをメモしておきましょう。
時間に余裕を持って行う
外出する前などにバックアップをすると、予想以上にバックアップ時間がかかっていまうことも多々あります。
機種変更時のバックアップは、しっかりしておかないと機種変更後の復元ができない危険が潜んでいます。
ですので、機種変更時のバックアップは時間に余裕があるときに行いましょう。
iTunesのバックアップ時間はどのくらいかかる?
iPhoneのバックアップをiTunesでした場合、15~30分程度かかります。
iTunesのバックアップ時間は、バックアップのデータ量で変わってきます。
もし、普段からあまりバックアップをしていない方は、こまめにしている方に比べて時間がかかる場合があります。
機種変更後にバックアップデータを復元するには?
新しいiPhoneに機種変更した後のバックアップ[iTunes]を復元する時も、iTunesを利用して行います。
iTunesのバックアップを復元する時には、いくつか注意するポイントがあるので気をつけておきましょう。
機種変更後にiTunesのバックアップを復元する方法については、こちらで詳しく説明しています。
機種変更時にバックアップ以外でやっておくこと
iPhoneの機種変更時はバックアップ以外にも、いくつかやっておくべきコトがあります。
機種変更時にバックアップ以外でやっておくことは、以下のとおりです。
LINEなどのSNSアプリの引き継ぎ準備をする
SNSアプリによってはLINEアプリなどの引き継ぎ準備を必要になります。
特にLINEのデータ移行がうまくいかないと困ってしまう方も多いでしょう。
ですので、iPhoneの機種変更をする際には、必ずSNSアプリのデータ引き継ぎ準備をしましょう。
ゲームアプリの引き継ぎ準備をする
バックアップ以外では、ゲームアプリによって引き継ぎ準備が必要になります。
データの引き継ぎ準備をしていないと、機種変更後にデータが消えてしまう場合があります。
ですので、iPhoneの機種変更をする際には、必ずゲームアプリのデータ引き継ぎ準備をしましょう。
iPhoneのケースや保護シートなどを購入する
新しいiPhoneへ機種変更する際には、ケースや保護シートのサイズも変わってきます。
機種変更後に購入するのもいいですが、前もって準備しておく方がスムーズです。
ですので、iPhoneの機種変更をする際には、機種変更するiPhoneモデルに合ったケースや保護シートなどのアクセサリーを購入しておきましょう。
iPhone機種変更時のiTunesを利用したバックアップ方法まとめ
- iTunesでバックアップする前にやっておくこと
・iPhone内のデータ整理する
・iOSをバージョンアップしておく
・iTunesがiPhoneと自動同期しないように設定する - iTunesでiPhoneのバックアップをする方法
1.iTunesをダブルクリックで起動する
2.iTunesの入ったパソコンにiPhoneを接続する
3.「iPhone」アイコンをクリックする
4.「バックアップ」欄の「このコンピュータ」をクリックする
5.「iPhoneのバックアップを暗号化」にチェックを入れる
6.パスワードを設定する※必ずメモしておく
7.「今すぐバックアップ」ボタンをクリックして完了! - iTunesでiPhoneのバックアップをする時の注意点
・iTunesを最新バージョンにしておく
・必ずパスワードをメモしておく
・時間に余裕があるときに行う - iTunesのバックアップ時間は5~30分程度かかる
- 機種変更時にバックアップ以外でやっておくこと
・LINEなどのSNSアプリの引き継ぎ準備をする
・ゲームアプリの引き継ぎ準備をする
・iPhoneのケースや保護シートなどを購入する
iPhoneの機種変更時にiTunesでバックアップする時は、あらかじめデータの整理やiOSのバージョンアップなどをしてから行いましょう。
iTunesでバックアップする際は、いくつかの注意点を気をつけてバックアップしないと機種変更後に復元できなくなってしまいます。
ですので、機種変更時のバックアップは慎重に行うように注意してください。
また、バックアップが終わったらアプリのデータ引き継ぎ準備をしておくことをおすすめします。